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藤桜の姫

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『ブログでは、長年苦しんだアトピーについて書いています。また、アトピーと“食事”、“季節”、“心”との関係や“身体の仕組み”、“アトピーから学んだこと”など、私がアトピーで悩んでいた時に知りたかった色々な情報を載せています。アトピーの方もそうでない方も、ぜひ読んでみて下さいね^^』

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私はNHKで放送されている朝のドラマ「カーネーション」が大好きで
毎日欠かさず見ています。

3月に入り、主役が尾野真千子さんから夏木マリさんに変わりましたが、
全く違和感がありません。さすが、女優さんです^^

その朝のドラマでは毎回、素敵な言葉がたくさん出てくるのですが、
今回の放送で、特に私の心に響いた“言葉”がありました。



朝のドラマを見ていない方のために、設定を簡単に説明すると。。。
主役は「糸子」という名前の女性です。とても元気で、情に厚い人物です。
糸子は19歳の頃から洋裁師として働いてきました。
洋裁師というと難しいですが、洋服をオーダーメイドで作ってくれる人のことです。
70歳を過ぎてから、“オハライトコ”という名のブランドを立ち上げ、
ファッションデザイナーとして活躍しています。

ちなみに、実在した人物である「小篠綾子」さんの生涯をもとに作られたお話です。



現在、放送されているお話は、糸子が80歳を過ぎた頃のことになります。

実は、糸子は通院している病院から、ファッションショーの依頼を受けます。
その病院では、毎年入院患者さんのためにイベントを開いているそうなのです。

そのファッションショーには、重症の患者さんは命の危険があるため、
看護婦さんと病状の軽い患者さんだけしか出演することができませんでした。

しかし、ある一人の末期がん患者の方の強い熱意に押され、
その方もファッションショーに出演することになります。



今回、私の心に響く“言葉”が出てくる場面は、
夏木マリさん演じる糸子(88歳)とその末期がん患者(子持ちの主婦)の方が
病院の一室で会話をしているところです。

その末期がんの方は、病気になってから、
自分の子供たちに哀れな姿しか見せたことがなく、
父親に連れられて病室に入ってくる時の子供たちの怯えた表情がたまらないといいます。

“子供たちを幸せにしてあげたいのに、幸せにしてあげられない、、、”
だから自分が元気な姿を見せて、子供たちを少しでも安心させてあげたいそうです。

そんな彼女に対し、糸子は“笑ってみて欲しい”と言います。
少し、はにかんで笑ってみせた彼女に、「それだけで“奇跡”だ」と糸子は言葉を続けます。

というのも、
「末期ガンになったら、悲しくて笑うこともできないと誰もが思っている中で、
末期がんのあなたが笑ってみせたら、きっと、あなたから勇気や元気をもらえるはずだからと。」

その“奇跡”を見せることができるのは“あなた”しかいないし、
“あなた”には奇跡を見せる役割があるというのです。

確かに、大変な病気を患っている方が、笑ったり、元気に話したりしている姿を見ると
何だかこっちまで嬉しくなり、温かい気持ちになります。

また何より、彼らが発する言葉には重みがあり、妙に説得力がありますよね。

私も大変な病気を患っている方を特集しているテレビ番組を見て、
彼らから勇気や元気をもらった経験があります。



そして糸子が「笑うだけで奇跡だ」と言った言葉の裏には、
何もしてあげることができないと思っている、その末期ガンの患者に対して、
『末期ガンであっても、存在する意味がある』
ということを伝えたかったのではないかと、私は思うのです。

私はこの時、
『どんなに酷くアトピーの症状が出ていようと、あなたにも存在する意味があるんだよ』
と、まるで自分に言われているような気分でした。

というのも、私も末期ガン患者の方と同じように、
「自分のやりいたいことが何もできない」上に、「誰の役にも立つことができない」と
考えていたことがあるからです。

アトピーの症状ががどんどん酷くなり、日常生活を送れないほど大変な状態だった時は、
特にそのように感じていました。

「自分に酷くアトピーの症状が出たことで、毎日のように自分のことで言い合う両親の姿」
「私が元気だった頃を知る人が、アトピーの私を見てみせる歪んだ表情やぎこちない対応」
「周りの友達が進学、就職、結婚と前へ進んでいく中で、前に進むことができない自分」

もう全てが、嫌で、嫌でたまりませんでした。

“自分で何もすることができない、誰の役にも立つことができない”
そんな自分が心底、嫌いでした。

だから、いつも
『こんな私が生きていて何の意味があるだろう、、、
 自分はこの世に存在する意味なんてないんじゃないか。』
と思っていました。

当時の私と末期ガン患者の方がとても似たようなことを考えていたので、
尚更、自分と末期ガン患者の方が重なって見え、糸子が言った言葉が胸に響きました。



でも当時の私は、今お話したように
“誰でも存在する意味がある”といった言葉に心打たれることなんてありませんでした。

そんなことを考える余裕すらありませんでしたし、綺麗事だと考えていました。

そんな私が今になって“ようやく”
その言葉の意味を理解し、受け入れられるようになってきたのは、
アトピーの症状が落ち着き、気持ちに余裕ができたからだと思います。
(もちろん家族の支えがあったからこそ、今があるわけですが)

自分でも、とても良い方向に気持ちが向いてきたと感じています。

しかし、その一方で、“大変な時こそ”
この言葉の意味を理解し、受け入れられていたら、
自分の存在を否定ばかりせずにすんだのではないかとも思うのです。

もちろん、大変な時に“自分には存在する意味がある”という考えに及ぶことが、
どれだけ難しいことか、経験上わかっています。

でも、自分を否定してばかりいると、どんどん自分が嫌いになっていってしまいます。
そんなことばかり考えていると、自分の存在すら嫌になってしまいます。
しかも、そんな思いで一杯の時は、アトピーの症状も悪化する一方ですし、、、

だから、もしもっと早くこの言葉を受け入れることができていれば、
自分のことを否定ばかりせずにすんだのではないかと思っています。

頭の片隅に置いておくだけでも、全く違ったと思います。

もちろん、辛い時に辛いと思うことが間違っていると言っている訳ではありません。
辛い時は思う存分、辛い、苦しいと思っていいと思います。
その思いを止めることの方が、逆に病気になると思いますし、、、

ただ、きっと、自分の心の持ち方次第で、
自分の世界は違ったものになっていただろうと思うわけです。

“自分を否定するばかりでなく、少しでも自分を認めてあげること”ができていたなら、
アトピーの症状は酷くても、気持ちだけでも楽になったのではないかと考えてしまうのです。

、、、結局は、自分で自分の首を絞めていたわけですからね。

それもこれも、今になってようやくわかるようになってきました。
「その時、気づいていれば…」と悔やむことはありますが、
この気づけなかった歩みも、私には必要なことだったと前向きに解釈しています。

だから、きっと無駄になることはないと信じています。



今回の朝のドラマの放送で、主人公の糸子が発した言葉は、
当時の私を振り返る良い機会をくれました。

アトピーの症状が落ち着いてくると、当時のことをすっかり忘れていってしまうので、
当時の自分を振り返ることができ本当によかったと思います。

残り一週間の放送となりますが、
気になる方は、朝のドラマを見てみてくださいね。
きっと元気をもらえますよ^^

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